スーパーで買い物していたら、まさかの商品を見つけて思わず手にしました。どのようなマーケティングからこの商品が生まれたんでしょいうか…
永谷園の「飲むシュークリーム」
そう。これです。ビアードパパはシュークリームで有名ですが…きっと順風満帆に経営し店舗数も順調に増やしているであろうになぜこんな冒険を…。派手ではない、この薄黄色の缶ジュースの佇まいがなにやら不気味です。主張するでもなく…ただ、気づけばギョッとするのは間違いないでしょう。
ビアードパパのシュークリームジュース
その缶ジュースは、ビアードパパのシュークリームをイメージして作りあげたジュースだそうです。あくまでイメージして。研究してビアードパパのシュークリーム味のジュースを作ったのでなく、イメージして!
いや、ほんとはイメージじゃないと思うんですよ。だってきっと適当なもの作ったらビヤードパパの看板にも傷がつくわけで、双方にとってwin-winな味にしなければならないわけで。でも…書き方!どうにかなりませんか。
飲んだ感想
-
味
味は、予想した通りの味です。言葉で表すのであれば、「カスタードクリームそのもの」の味。
-
カロリー
1個あたりのカロリーは約80キロカロリーです。本物のカスタードシュークリームと同じぐらいみたいです。
-
インパクト
上述の味を予想していたのでインパクトまるでありませんが、甘いものが苦手な方は避けた方がよいでしょう…
この商品の背景や商品性を考察
シュークリームを急に食べたくなった時にこれ!というような代替にはなりえません。あのシュークリームのサクサク感はもちろん皆無ですから。ではなんででしょうか。どうやら永谷園の缶ジュース市場への参入戦略のようです。
永谷園はこれまでコールド缶は販売したことがなく、この商品を持って市場へ殴り込みをしたみたいです。この缶をもって!すごい冒険心!
殴りこむ戦略ですが、JR駅の自動販売機やコンビニにて販売することにより働くサラリーマンなど男性向けに休憩時にほっと一息つく時に飲んで欲しい…そんなところのようです。イメージは缶コーヒー好きな人多いから、代わりにこれも飲んで欲しいというところでしょうか。
…確かに甘いもの好きの男性は多いと思います。が、正直これはないよ、って印象です。甘い飲み物ジャンルでも、缶コーヒーは「缶コーヒー」というジャンルを確立しています。ジュースならばもっと量を飲みたい、かつもっとおいしいものが飲みたい!甘い物を飲みたい男性がいるから売るでなく、隙間ニーズを狙ったり何かの地位を奪うような勢いが必要なような気がします。
コメント