iOS14へのアップデートとともに、AirPodsのファームウェアもバージョンアップされました!ファームウェアアップデートで実装された、「空間オーディオ」と「ダイナミックヘッドトラッキング」機能はどんなものか!感動ものの新機能を調べてみました。
AirPods Proのファームウェア「3A283」とアップデート方法
ファームウェア「3A283」
iOS14のアップデート情報で賑わっている世間ですが、それだけじゃないですよ。AirPods Proのファームウェアもアップデートされています!
バージョンの確認は接続しているiPhoneから実施できます。
で、ファームウェアバージョンを確認できます!AirPods Proは下の方にあるのでご注意を。
空間オーディオや、ダイナミックヘッドトラッキングはもちろん母艦であるiPhoneなどもiOS14以降になっている必要があります。
ファームウェアのアップデート方法
3A283じゃないよ!って方はファームウェアをアップグレードする必要があります。ただこのアップグレード、iPhoneと同じ様に手動で実施することができません。自動なんです自動。自分の場合は気づいたらアップデートされてたので問題ないんですが、バージョンが古い!って人はどうしたら良いでしょうか。
そうです。条件を整えて能動的に自動でアップデートさせてやりゃいいんです。アップデート条件は以下の様です。
・ペアリングしている母艦(iPhone等)を近くに置く
これでアップデート完了!さぁ新機能を体験しましょう!
空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングの設定方法
さて、ファームウェアもアップデートできたら、早速体験しましょう!設定方法と体験方法は以下です。
これで設定可能です!いや、簡単!
空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング対応コンテンツは?
サンプルとしては先ほどAirPods Proの設定をした場所にあります。
これで体験すると、ステレオとの違いを体感することができます。ここまで劇的に変わるとは!
空間オーディオにすると、いきなりイヤホンつけた感覚がなくなるほどの広がりを見せます。
また、マラカスの様な音がiPhoneの方から聞こえ、違う方を向いてもiPhoneからシャカシャカなっているという奇跡。すごいですねこの技術。
対応コンテンツ
さて対応コンテンツですが、残念ながらまだあまりなさそうです。残念。具体的にはDolby Atmosを採用しているコンテンツがこの空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングに対応しています。セット売りなんですかね?これ。
Apple TV+
さすがに対応しています。昔の作品はあまり対応していませんが、新しいものは割と対応しているかもしれません。無料で見られるコンテンツもいくつかあるので、その凄さを手軽に体験できると思います。作品を選んでみて、Dolby Atmosマークがあったら一度見てみてください。没入感を味わうことができます。
Youtube
「ドルビーアトモス」で検索すると色々出てきます。ただ、これらはダイナミックヘッドトラッキングには対応してなさそうです。空間的な音を体感するにはサンプルが豊富でとてもいい感じです。
まとめ
ハードウェアを持っているだけで転がり込んできた新しいユーザーエクスペリエンスでした。ソフトウェアの対応でここまで変わるとは思いませんでした。でもこの空間オーディオ自体は結構昔からあるみたいですね。そんな技術が手軽に体験できる様になったのはほんとすごいことです。
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