毎朝、洗顔のあとにシェービングフォームを塗って、T字カミソリでジョリジョリと剃る。それが自分の長年のルーティンです。特に不満があるわけでもないんですが、最近なんとなく電気シェーバーが気になり始めました。家電量販店で見かけるたびに「これ、どう違うんだろう…」と手に取っては戻す、を繰り返してます(笑)。
買うのにそこそこの金額がかかるし、いまいち踏み切れない。みなさんも同じ状態の方、いませんか?ということで今回は、まだ乗り換えていない自分が「カミソリと電気シェーバー、何が違うのか」を調べてまとめてみました。同じく迷ってる方の参考になれば幸いです。
肌への負担、正直どっちがきつい?
カミソリはとにかく「刃が直接肌に当たる」構造です。そのため剃り後の肌には目に見えない傷がつき、赤みやヒリヒリ感、いわゆるカミソリ負けが起きやすい。肌の弱い人や毎日剃る人ほど、じわじわとダメージが蓄積していきます。
一方、電気シェーバーは刃が皮膚に直接触れない設計になっています。外刃が肌とのクッションになり、内刃が髭だけをカットする仕組みです。そのため摩擦や刺激が格段に少ない。皮膚科医が「肌荒れが気になる人には電気シェーバーを勧めることが多い」と言うのも、この構造上の違いが理由です。
剃り味の深さはカミソリのほうが上ですが、肌への負担という観点では電気シェーバーに分があります。「毎朝剃ってるのに肌の調子がイマイチ…」という方には、この違いは大きいかもしれません。
コスト比較、長い目で見るとどっちがお得?
「電気シェーバーって高い」というイメージがありますが、ランニングコストまで含めるとどうなのか、ざっと計算してみました。
T字カミソリの場合
電気シェーバーの場合
初期費用はかかりますが、本体を3〜4年使い続ければトータルでは電気シェーバーのほうが安くなる計算です。「カミソリのほうが安い」というのは、実は初期費用だけを見たときの話なんですよね。意外とコスパいい!
ただし、ひとつ見落としがちなコストがあります。バッテリーの寿命です。
電気シェーバーに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、一般的に**充放電を繰り返すことで徐々に劣化し、3〜5年ほどで容量が落ちてきます**。充電してもすぐ切れる、稼働時間が短くなった、という状態になってきたら要注意です。
バッテリー交換に対応しているモデルであれば、メーカー修理に出す選択肢もあります。ただし修理費用は5,000〜10,000円程度かかることが多く、場合によっては「修理より買い替えのほうが安い」というケースも出てきます。
つまり現実的な使用期間は3〜5年を目安に本体ごと買い替えるイメージで考えておくのが無難です。それでも先ほどの計算上はカミソリより安くなりますが、「一度買えば半永久的に使える」というわけでもない点は、頭に入れておいたほうがいいと思います。
電気シェーバーってどんな種類があるの?
電気シェーバーには大きく分けて2つの方式があります。どちらが合うかは髭の濃さや剃り方の好みによります。
往復式(フォイル式)
刃が左右に素早く動く構造で、PanasonicやBraunがこの方式を採用しています。
– 薄い刃のフォイルが肌を保護するため、刺激が少なめ
– 深剃りしやすく、仕上がりがすっきりする
– 毎日剃る習慣がある人に向いている
– 深剃りしやすく、仕上がりがすっきりする
– 毎日剃る習慣がある人に向いている
回転式
丸い刃が回転する構造で、Philipsがこの方式を得意としています。
– 顔の輪郭に追従しやすく、頬のカーブなどを剃りやすい
– 数日伸ばした髭にも対応しやすい
– 毎日剃らず、2〜3日分をまとめて剃る人に向いている
– 数日伸ばした髭にも対応しやすい
– 毎日剃らず、2〜3日分をまとめて剃る人に向いている
個人的には剃り残しが気になる性格なので、往復式のほうが向いてそうだな…という気がしています。
小型シェーバーと通常サイズ、何が違う?
電気シェーバーを調べると、手のひらに収まるコンパクトなものから、しっかりしたグリップのついた通常サイズまで様々なものが出てきます。
小型(トラベル・コンパクト)シェーバー
– 持ち運びに便利。出張や旅行のカバンに入れてもかさばらない
– 電池式が多く、充電の手間なしで使える
– 価格が安め(2,000〜5,000円台から)
– ただし、刃が小さいぶん一度に剃れる面積が狭く、時間がかかりやすい
– 洗浄機能なしのモデルが多く、メンテナンスはブラシ掃除が中心
– 電池式が多く、充電の手間なしで使える
– 価格が安め(2,000〜5,000円台から)
– ただし、刃が小さいぶん一度に剃れる面積が狭く、時間がかかりやすい
– 洗浄機能なしのモデルが多く、メンテナンスはブラシ掃除が中心
通常サイズのシェーバー
– 刃の面積が広く、短時間で全体を剃れる
– バッテリー容量が大きく、1回の充電で長く使える
– お風呂剃り対応モデルや、自動洗浄ステーション付きモデルも選べる
– 本体が大きいぶん、持ち運びには不向き
– バッテリー容量が大きく、1回の充電で長く使える
– お風呂剃り対応モデルや、自動洗浄ステーション付きモデルも選べる
– 本体が大きいぶん、持ち運びには不向き
普段使いなら通常サイズのほうが圧倒的に快適です。小型はあくまで「旅行のサブ機」として持つのがちょうどいい使い方だと思います。
安いのと高いの、何がそんなに違うの?
電気シェーバーを調べていると、2,000円台のものから60,000円超のものまで、価格の幅が驚くほど広いんですよね。「いくらなんでも差がありすぎでは…」と思って調べてみたら、価格に応じてちゃんと機能が違っていました。
エントリークラス(〜5,000円)
最低限の剃る機能だけに絞ったモデル。乾式のみで水洗い非対応のものが多く、刃も2〜3枚構成です。旅行のサブ機や、「まず試してみたい」という入門用としては十分な性能です。ただ、モーターの力が弱く、濃い髭や長く伸びた髭は苦手なことが多い。
ミドルクラス(5,000〜20,000円)
水洗い対応、お風呂剃り対応、3〜4枚刃といった機能が揃ってくるゾーン。多くの人にとってはこのクラスで十分と言われています。USB充電対応モデルが増えてきて、充電の手軽さも上がります。メーカー各社の「スタンダードライン」はだいたいこの価格帯に集まっています。
ハイエンドクラス(20,000円〜)
5枚刃以上の多枚刃、リニアモーターによる高速駆動、肌への圧力を自動検知するセンサー、5分の充電で1回分使える急速充電、自動洗浄ステーション対応……と、ここまでくると「シェーバーというよりガジェット」という感じです(笑)。
個人的に「なるほど」と思ったのがリニアモーターの有無。通常モデルは往復運動に回転モーターを使いますが、ハイエンドのリニアモーター搭載モデルは電磁力で刃を直接動かすため、より高速・静音・パワフルになります。Panasonicのラムダッシュ上位機種などがこの方式を採用しています。
「高ければいい」は必ずしも正解ではなく、自分の髭の濃さや生活スタイルに合ったクラスを選ぶのが一番コスパが高いです。毎日さっと剃る程度ならミドルクラスで十分そうだな、というのが正直な感想です。
メンテナンス、どのくらい手間がかかる?
カミソリは「使ったら水で洗う」だけなので、メンテナンスがほぼゼロ。電気シェーバーはどうなのか、ここが乗り換えを迷う理由のひとつです。
調べてわかったのは、モデルによって大きく手間が変わる、ということ。
毎回の手入れ
– 湿式(wet対応)モデルなら、水洗いするだけでOK
– 乾式のみのモデルは、付属のブラシで髭くずを払う必要あり
– 乾式のみのモデルは、付属のブラシで髭くずを払う必要あり
定期的なメンテナンス
– 刃の交換:1〜2年に1回(外刃・内刃セットで3,000〜5,000円程度)
– 潤滑剤を刃に塗る:一部のモデルで推奨されている
– 本体のフレーム洗浄:月1回程度
– 潤滑剤を刃に塗る:一部のモデルで推奨されている
– 本体のフレーム洗浄:月1回程度
自動洗浄ステーション(一部の高価格帯モデル)
本体をセットするだけで洗浄・充電・乾燥まで自動でやってくれる機能。ズボラには最高!ただし本体価格が上がるので、必要かどうかは悩みどころです(笑)。
この自動洗浄ステーションの多くが採用しているのが、アルコールを使った洗浄方式です。BraunのClean&Chargeシステムが有名で、専用のアルコール洗浄液カートリッジをステーションにセットしておくだけで、本体を置くたびに自動で洗浄・除菌・潤滑・充電・乾燥まで完結します。
アルコール洗浄の利点は除菌力の高さです。水洗いでは落ちにくい皮脂や細菌もしっかり除去できるため、肌荒れが気になる人には特に相性がいいと言われています。
コスト面では、専用カートリッジが1個あたり700〜1,000円程度で、目安として1〜2ヶ月に1個の交換が必要です。年間で5,000〜10,000円ほどの追加コストになる計算なので、ランニングコストとして頭に入れておく必要があります。水洗いで十分という人には不要な出費ですが、「毎回の手入れを完全に自動化したい」という人には、この上なく快適な仕組みだと思います。
水洗いできるモデルを選べば、カミソリと大差ない手軽さで使えそうです。
朝の時間、実はどっちが速い?
毎朝の習慣だからこそ、ここも気になるポイントですよね。
T字カミソリの場合、洗顔後にシェービングフォームを塗って、丁寧に剃って、洗い流す。一連の流れで大体5〜10分はかかります。フォームを塗り忘れてそのまま剃ろうとしてヒリヒリした経験、みなさんもありませんか(笑)。
電気シェーバーの場合、乾式なら顔が乾いた状態でそのまま剃れるので、剃るだけで3〜5分が目安です。フォームもお湯も不要なので、準備時間がまるごとなくなります。
朝のバタバタした時間帯に2〜5分の差は、正直かなり大きい! 「忙しいのに髭も剃らないといけない」というプレッシャーが減るだけでも、乗り換える価値があるかもしれません。
ただ、湿式(お風呂剃り対応)のシェーバーをシェービングフォームと一緒に使う場合は、カミソリとあまり時間が変わらなくなります。スピード重視なら乾式運用がおすすめです。
まとめ
調べれば調べるほど「電気シェーバー、悪くないな」という気持ちになってきました。特に肌への負担が少ない点と、長期コストが安い点は、じわじわ刺さります。
まだ踏み切れてないんですが(笑)、次回は実際に使ってみたレポートをお届けできたらと思います。一緒に迷ってるみなさん、何かいい情報があればぜひ教えてください!
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