ドンキホーテはどこで切る?イマイチ切れ目が分からない言葉たち

ドンキホーテはどこで切る?イマイチ切れ目が分からない言葉たち 調べてみた
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ドンキホーテって、ドン・キホーテなのかドンキ・ホーテなのか、どこに切れ目があるのかイマイチわかりません。そんな言葉の切れ目を調べてみました。

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言葉の切れ目は意味の切れ目

あぁ、ドンキホーテって一つの単語じゃないんだよなぁという話です。なんとなく気付いていましたがそういえばどこかで切れるはず。

なんとなく「芸能界のドン」とかいうぐらいなので、なんとなくドン・キホーテだと思っていました。正直この記事書いていて、「どんきほーて」と入力したら変換候補に「ドン・キホーテ」って出てるぐらいだからきっと正解はドン・キホーテなんでしょう。

そんな感じで気になった単語の語句の切れ目とそれぞれの意味を調べていってみました。それにしても切れ目も変換してくれるなんて、macの変換すごいな。WindowsのIMEもそうなんだろうか。

ドンキホーテの場合

ドンキホーテは、ドンキ・ホーテではなく、ドン・キホーテ。激安雑貨屋さんに慣れ親しんでいると、どうしてもドンキで切りたくなりますが、ドン・キホーテです。macの変換も一発で中黒をドンの後に入れてくれるので間違いありません。

ドン・キホーテ - Wikipedia

ちなみにこのドン・キホーテ、特に前半と後半で意味がーって内容ではないようです。ドン:首領ーみたいなイメージがあるけどボスキホーテとかいう意味ではないみたい。ちなみにスペルはDon Quijote もしくは Don Quixote。スペイン語のようです。

それにしてもドン・キホーテで調べると例の激安の殿堂のお店ばかり出ますね。

ウラジオストックの場合

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

ウラジオストクはロシアの極東の都市。意外と日本から近い。あてもなく日本海から船出したらうっかり到着してしまう可能性があるほど。まぁ潮目の関係から実際には漂着はしないでしょうけども。

さて肝心の切れ目ですが、「ウラジ・オストック」。てっきり「ウラジオ・ストック」だと思ってました。

ウラジ:支配する、制御するという意味の動詞

オストック:東

とそれぞれ意味があり、東を支配する軍事的な意味合いのある街ということでその名がついたみたい。

ただこのウラジ・オストック、実は日本ではウラジオ・ストックと呼ばれていた事実があるらしく日本ではここに切れ目があると思っている人は多そう。当て字は「浦塩」だって!

プエルトリコの場合

プエルトリコ - Wikipedia

プエルトリコ自治連邦区が正式な名前みたいです。へー。

切れ目ですが、「プエルト・リコ」。

プエルト:rich

リコ:port

豊かな港、美しい港という意味みたい。一説にはコロンブスが「何ここ、すげーまじビューリホー!」って言ったからだとか。

プエル・トリコだと思ってた…

マックワールドエキスポの場合

Macworld - iWorld - Wikipedia

マックワールドエキスポは、マック・ワールドエキスポではなく、マックワールド・エキスポ。MacworldのExpoみたい。

まぁ今となっては新製品の発表とかはWWDCで発表されているからこのエキスポ自体開かれてないみたい。知っているのはマック大好きおじさんぐらいですか…でもマック大好きおじさんはマックワールドって単語知ってますか、そうですか。

アカペラの場合

ア・カペラ - Wikipedia

さてアカペラの場合、まぁ順当に半々ということでアカ・ペラっぽいですが…正解はア・カペラでした!

イタリア語で「a cappella」という綴りのようで、「ア」「カペラ」で別れます。

英語としては「in chapel」となり、「礼拝堂で」というような意味になるみたいです。

で、なんで歌に繋がるのかというと…教会での簡素化された音楽が声楽のみで合唱されていたことからみたいです。なんとも強引な…教会でされていたことといえばもっといっぱいあるだろうに…

キリマンジャロの場合

キリマンジャロ - Wikipedia

キリマンジャロの場合。色々な単語がありますよね。コーヒーの銘柄だったり曲名だったり。基本的にはこの単語は切れ目なく一つの単語として扱うことが多い様に思います。

小学校の時に歌ったことありませんでしょうか。懐かしいですね。最近の子は歌わないんだろうか…

で、肝心の切れ目ですが、まさかの「キリマ・ンジャロ」。しりとりの常識が覆る結果に!「ん」から始まる単語あるじゃん!

言葉としては

スワヒリ語「山:キリマ」

チャガ語「白い:ンジャロ」

という二つの単語から成り立つ様です。白い山。標高5895[m]だそうなので、そりゃ山のてっぺんは雪で白いですね。

以外な切れ目でした。しりとりでうっかり「ん」を言ってしまった際に「ンジャロ!」って言ってみてはいかがでしょうか。あぁでも形容詞だからダメか…

ニュルブルクリンクの場合

ニュルブルクリンク - Wikipedia

F1などのモータースポーツが好きな方はご存知「緑の地獄」ニュルブルクリンク。最近だとトヨタのトヨタイムズのCMで、香川照之さんがニュルブルクリンクに行ってたので結構ご存知の方がいるのではないでしょうか。

切れ目ですが、通称「ニュル」とか言われるのでニュル・ブルクリンク?ニュルブル・クリンク ?

正解は「ニュル・ブルク・リンク」です。

ニュル:地名
ブルク:城
リンク:英語でいう「RING」で、環のこと

Wikiだとニュルブルク・リンクとなっていますが、どうもブルク自体が城なので3つなのかなー。

でも江戸城や大阪城は江戸・城で切らないからニュルブルクで一つが正しいのかもしれません。

さてこのニュルブルクリンク、モータースポーツでは聖地となっていますが、市販車のテストコースとしても有名。

自動車メーカーはなぜニュルブルクリンクでテストをするのか?
公道と同じ舗装で普通のサーキットにはないギャップやうねりも「ニュル」の通称で知られているニュルブルクリンク。「ニュルブルク」とはサーキットが取り囲んでいる古城=ニュル城(「ブルク」はドイツ語で城)のことで、「リンク」(ドイツ語的には「リング...

走行環境としてはとても厳しいものがあるみたいで、ドライバーも車も限界を確認するにはうってつけのコースの様です。

近くにニュル城もあって、景色は良さそうなんですけどねー。

カサブランカの場合

カサブランカ - Wikipedia

これも「え、切れ目あるの?」って感じですが、切れ目があります。

モロッコ王国の都市名ですが、その名前の由来はスペイン語で白い家です。「カサ・ブランカ」

カサ:家
ブランカ:白い

カサブランカはお花の名前でもあって、聖母マリアの象徴で「高貴」「純粋」という花言葉がついています。

ペンシルベニアの場合

ペンシルベニア州 - Wikipedia

シルバニアファミリーが有名なので、ペン・シルバニアか、鉛筆のペンシル・バニアかで別れるところかとは思います。自分はなんとなくペンシル・バニアでした。

ですが、正解は「ペン・シルバニア」です。

ペン:人名「ウィリアム・ペン」
シルベニア:ラテン語で森
Wikiによるともともとここは植民地だったようで、イギリスからお金と引き換えに植民地をもらったようです。
ちなみにこのペンシルベニア、ペンシルバニアとも言います。以前はペンシルバニアの方が多かったようですが、2020年のアメリカ大統領選挙からはペンシルベニア表記の方が多くなったみたいです。今後はペンシルバニアと言っていると年寄り認定されてしまうかもしれませんね。

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